マインドフルイーティングとは
マインドフルに食べることです。
「今、ここ」に焦点をあわせて
食べものと自分を感じて食べること。
1 食べ物に感謝する
- 目の前にある食べ物はどこから来たのか
- 畑、山、海、地球の広がりを感じる
食べる前に一呼吸して「いただきます」と言います。
食べ物に感謝する、
自分のお祈りのような儀式を作るのがおススメ。
「いただきます」の前に、
自分の感謝の言葉を作ってみるのもいいでしょう。
例えば
「今、私が食べるものには、たくさんの愛があります。
この食べ物は、地球の恩恵をうけています。
この食べ物は、私のために用意されました。
いただきます」
地球から宇宙まで、
思いを飛ばしてみるのもいいかもしれません。
食べる前に手を合わせて、1分間
静かに瞑想してみるのもいいでしょう。
食べる前の自分の儀式を作ってみましょう。
儀式というと、大げさに感じますが
自分なりの、小さなことでいいのです。
小さな習慣にしていきます。
2 食べ物はお皿にきれいに盛り付ける
- 買ったものをそのままパッケージのままで食べない
- 手間を惜しまない
- 好きなお皿に食べ物を盛りつける
- ペーパープレートを使わない
納豆やカップラーメンはどうしていますか。
パッケージのまま、食べていませんか。
面倒でもひと手間かけることが大切です。
器にうつして、食べることで、
新しい気づきが生まれるはずです。
その食べ物は、
本当に自分が食べたいもの?
美味しい?
お腹が空いてすぐに食べたい感じ?
食べ物はお皿に盛りつけて、味わって食べましょう。
3 五感を使って食べる
- どんな色
- どんな形
- どんな匂い
- どんな味
- 食べ物と自分だけ
- ながら食い禁止(テレビ・ラジオ・スマホ)
「テレビを見ながら食べる、
スマホをしながら食べる、
PCの前で食べる」など、
習慣化されていると、
ながら食いをしないというのは、
なかなか難しいかもしれません。
五感を使って、ゆっくり食べることは
毎食、できないし、とにかく忙しいのかもしれません。
- 1食だけでもやってみる。
- 食事の始めの数分だけでもやってみる。
とにかく実際にやってみましょう。
少しずつ、進んでいきます。
プロセスを楽しんでやっていきましょう。
五感を使って食べたときに
感じたことを、メモしておくといいでしょう。
4 一口ずつよく噛んで食べる
- 味わって食べる
- 一口食べたら箸をおく
- 口の中を食べ物でいっぱいにしない
- 味わってよく噛む
- 今、自分が食べている食べ物を感じる
- 今、自分の感覚を味わう
「一口、口にいれたら、箸をおく」ということを
最初は特に、意識してみるといいです。
現代人は忙しすぎて、
何をするにもマルチタスクで
生産性を高めようとしています。
食べながら、何かをするのが
普通のことのように、行われています。
食事の時間は
もったいない時間なのでしょうか。
もちろん、食べない選択もあります。
現代人は食べ過ぎが原因で
様々な不調を招いてますので
1食抜いたり、断食したり
生き方、食べ方はそれぞれです。
しかし、もし、食べるとしたら、
食事そのものに、
もっと集中してみてはいかがでしょう。
5 満腹サインを感じる
- 食べ物で満たされていくのを感じる
- 胃がみたされたら食べるのをやめる
マインドフルイーティング(瞑想的食事)をして、
ゆっくりと食べ物を味わって食べると、
満腹サインを感じやすくなります。
つまり、食べ過ぎを防げるようになります。
しかも、常に食事で満足していますから、
食べ物と良い関係を築きながら、
自然に減量につながっていきます。