お腹が空いたら食べるんだ

テキトー・ノンビリ・ガンバラナイ

アルコールと脳の関係を解明!適量でも有害な影響

お酒は百薬の長ではない

「お酒は百薬の長」などと
ほどほど飲酒であれば健康効果があるとされていたが
最新の研究では適量であっても
脳に重大な影響がおよぼす可能性があると指摘されている。
 
オックスフォード大学とロンドン大学の研究チームが
適量のアルコールが
脳にどのような影響をおよぼすのかという研究を
「ブリティッシュ メディカル ジャーナル」に発表している。
 
 

お酒による海馬の萎縮リスク

たとえ適量であっても、
お酒を飲むと記憶をつかさどる脳の海馬が萎縮するなど、
脳に有害な影響をおよぼすという結果になった。
 
この研究では、
飲酒が適量であっても脳に影響がある可能性が示された。
 
もちろん、多量に飲めば飲むほどにリスクは高まる。
多量飲酒は、
言葉を流暢に話す機能の衰えが早まることもわかっている。

 

認知障害のリスク要因

飲むアルコールの量を
適量と言われる量に抑えていても
脳にダメージを与えるおそれがある。
 

研究者の言葉

アルコールの摂取は認知障害のリスク要因となります。
アルコール摂取量をコントロールすれば、
認知障害を予防できる可能性がありますが、
長い人生を考えると
従来の一次予防的な介入では遅すぎるおそれがあります。
 

お酒に適量はない

日本の厚生労働省によると
「節度ある適度な飲酒」を
1日当たりアルコール摂取量で20g程度、
女性は男性よりも少ない量が適当としている。
 
アルコール20gとは
ビールだとロング缶500ml
ワインだとグラス2杯弱200ml
チューハイだと缶350ml
 
アルコール摂取量が男性で40g以上、
女性で20g以上になると
生活習慣病のリスクを高める飲酒量」となる。
この量を飲んでいる割合は男性の15.8%、女性の8.8%に上る。
 
これって、けっこう、多いのでは?
大きな問題になりつつあるのでは?
だって、適量飲んでいる人が
アルコール依存になっていく可能性がとても大きいから。
 
ノンビリと
テレビのお酒のコマーシャルを
見ている場合ではないかもしれないよ。
お酒のコマーシャルが多くてびっくりする。
 
私は数年前にテレビを見るのはやめたのだが
夕食時に配偶者がテレビをつけるので
一緒に食事するときは見ている。
そのわずかな時間に
お酒のコマーシャルが
ものすごく流れてきて
ものすごく見ている気がする。
 
すごく、多いのだ。
ホントに、多いのだ。
 
何気なくそれを見ている回数が増えると
食べものの美味しさとか
お仲間とのコミュニケーションとか
楽しい雰囲気とお酒が
強力に結びついて
お酒がやめれなくなっていって
依存していくのではないだろうか。
 
適量ならいいだろうと安易にとらえないことだ。
適量以上に飲むと、危険がどんどん迫るという、
ただそれだけのことである。
少量でも、適量でも、
少しずつ、危険が迫っているのである。
アルコール摂取は
少量でも脳にダメージを与える。
 

お酒やめたい人へむけて

 
この記事は、お酒をやめたいなとか
休肝日を作りたいのになかなかできないとか
お酒をやめたいと思っている人に向けて
そして自分自身に向けて
書いています。
 
楽しく飲んでいて
健康で、幸せな人に向かって
あれやこれや
口うるさく言うつもりはないのです。
 
私自身は
ソーバーキュリアスで
普段お酒を飲まない生活が
今はたまたまうまくいっているだけで
続けていきたいと思っていますが。
 
もともとはお酒が好きなので
どのようになっていくのかわかりません。
 
それくらいお酒の魅力というものには
依存しやすいかなと思います。
 

10月の禁酒状況

 
8月末から禁酒しました。
9月は100%禁酒で
10月は中旬に4泊5日の旅行で
4日間は飲みましたがそれ以外は飲まずに済みました。
禁酒した最初のうち、8月は
なんだか、頑張っていましたが
9月、10月の禁酒の日は
特にお酒を飲みたい気分にならずに
普通に禁酒できました。
旅行で飲みましたが
フツーにすぐに禁酒に戻れてほっとしています。
 

 
 
 
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