お腹が空いたら食べるんだ

テキトー・ノンビリ・ガンバラナイ

禁酒できた1日目とパウロ・コエーリョの「11分間」

お酒を飲まない環境にする

お酒をやめようと頑張るのではなく

環境を整えることにしました。

  • お酒を買わない(家に置かない)

  • お酒の場(飲み会)に行かない

お酒を買わないので

家にお酒がありません。

それで、飲みませんでした。

お酒が飲みたいな~っていう

気分にもなりませんでした。

 

正確にいうと、家には

我が家の梅酒があります。

配偶者のビールが段ボール箱であります。

ウォッカが残っています。

 

でもこれらは、

私のいつも飲むお酒ではないので

いつも見てるし

あるのを知っているし

見ても、お酒飲みたいという

きっかけになりませんでした。

 

私の場合は、どうやら

ただ、アルコール摂取したいというより

自分が選んだ、

ワインやビールを

好きな飲み物として飲みたいようです。

 

我が家では、飲みたいお酒は

それぞれ、自分で買うことになっています。

 

時間ができてビックリ

夕方から夜にかけて
ビックリするくらい時間ができました。
お酒を飲むのをやめたら
なんだか、
お酒を飲みながら見ていた
ネットフリックスを
消したくなったのです。
不思議なものです。

 

ネットフリックスをパチッと消したら
ホントに時間ができてしまいました。
デジタルデトックスは継続中なので
スマホでSNSはなしです。
手持ちぶさたのような?静けさ。
今まで、なにしてたっけ?と思いました。

 

静かな時間を満喫したり
本を読んだり
のんびり過ごしてみました。
そして、初日ですので
禁酒系のYouTubeを見たりしました。

 

禁酒がいつまでつづくのか
一生断酒できるのか
まだまだ、謎ですが
勝間和代さんのYouTubeを見ながら
ぜひとも、
お酒飲まない習慣がつくといいなと
考えています。

 

 

勝間和代さんの禁酒のお話:YouTube

以前、アルコール依存症の治療の話を聞いたことがあって、それはどういうことかというと、もちろん、きっぱりとやめるのはもちろんのこと、毎日
「今日は飲まずにすみました。ありがとうございます」と周りに感謝する、ということです。私も、毎日、お酒を飲まなくても楽しく、すてきに暮らせる今の生活に感謝したいと思います。

勝間和代さんのブログから引用

https://www.katsumaweb.com/news.php?id=2553

 

一日の最後に感謝の言葉

「今日は、
お酒を飲まなくても楽しくステキに暮らせました。
ありがとうございます。」

 

というのを
一日の最後に、つぶやきたいと思います。

 

11分間:パウロコエーリョ

時間ができたので

本を読み進めるというよりも

文章を味わったりしながら

ゆっくりと読んでいます。

 

ブラジルの田舎町に育った、美しい娘マリーアが

スイスの歓楽街で売春婦として暮らしている話。

 

あどけない少女時代を過ごして

何が転じて売春婦となったのだろうと

思って読み進めていました。

 

モデル事務所からの紹介で

仕事の打ち合わせとしてお客に会ったのですが

「君はとてもきれいだ。

私と一緒に、ホテルで一杯つきあってくれたら、千フランあげよう」

と言われました。

 

マリーアは即座に理解し、泣き出してしまったのです。

自分の今までの22年間の人生の思いがめぐりめぐって、

今、一人ぼっちの自分に気づき、泣き出しました。

そして、今、自分に起きている、むき出しの現実。

 

おろおろする顧客のアラブ人。

提案が的外れだったと、勘定をすませ、店をでようとするが

マリーアのセリフは

「もっと、ワインをついで、しばらく泣かせておいて」でした。

 

マリーアは自分のチョイスで

この日、初めて、お客をとりました。

 

泣いている間に、マリーアの心の中で

自分の人生が、ぐるぐると回っていきます。

 


自分の美貌と意志の力で

世界を切り開いていけると

マリーアはずっと、夢見ていたのです。

 


モデルで成功するとか

スターになるのだとか

お金持ちの旦那さんに見染められて結婚するとか

そして家族を持つことだとか

いつも美しいドレスを着るだとか

成功して、ブラジルに帰ってみるというようなこと。

しかし、今、ここにあるのは

むき出しの現実でした。

 

以前は、お金のために寝る女の子たちのことを、それ以外の選択がなかった人たちなのだと思っていた。今ではそうでないことがわかった。私は、「イエス」ということもできたし、「ノー」ということもできた。誰にも何も強制されていなかった。

翌日のマリーアの日記からの引用

 

 

 

自分の美貌と、自分の意志の力と

自分のエネルギーみたいなものを信じていたのに

崩れ去った瞬間です。

 

美貌でスカウトされ、スイスで、ダンサーとして働き

自由な行動が行き過ぎて解雇され

それが不当だと、訴えるような行動で

和解の大金を手に入れました。

そして、そのお金をプロの宣材写真を撮り

モデル事務所に登録して

仕事を待つ日々でした。

華やかな成功からは遠いけれども

なんとか、うまくやってこれていました。

 

そして、その後、仕事はなく、待つだけの日々。

最初のモデル事務所からの

仕事の紹介で、起きたことが、この出来事でした。

 

まだ、1/4くらいです。

売春婦の話なのですが

パウロコエーリョの作品は、宗教色が強いです。

精神的な、スピリチャル的な記述で

ハッとすることも多いです。

 

マリーアにこれから何が起こるのだろうか。

わくわく、ゆっくりと読みたいと思います。