お腹が空いたら食べるんだ

テキトー・ノンビリ・ガンバラナイ

断続的断食6:メリット1減量と代謝アップ

食事する時間を1日8~10時間以内に制限し
残りの時間は断食をするという食事法を
断続的断食:インターミッテント・ファスティング
と呼んでいます。

1減量効果がある

16時間断食のような
時間制限のある食事スタイルは
減量に効果のある
断続的断食の 1 つのタイプで
現在、とても流行っています。

一日おきの断食(超少食)と
週に2日の断食(超少食)も
効果的かもしれません。

断食をすると
食べないわけですから
カロリー摂取量は少なくなります。
つまり現在の体重を維持するのに
必要なカロリーよりも
少ないカロリー摂取になります。

ですから
断食のように、
結果的にカロリー制限となるダイエットは
ほとんどの減量ダイエットの特徴でもあります。
カロリーそのものにとらわれるのではなく
食事量を少なくしていくという意味においてです。

研究結果によると
断続的断食は
カロリー制限ダイエットと比較しても
減量効果という意味では
特に効果的なわけでもありません。

どちらも同じような
減量効果がありました。
カロリー制限ダイエット同じような
減量効果が期待できます。

カロリー制限ダイエットと比べて
違いはどこにあるのでしょうか。
それは代謝アップに関わってきます。

2メタボリックヘルスの向上

メタボリックヘルスとは、
体の機能のプロセスがうまくいくか、
代謝はうまくいっているのかを示すマーカーです。

だいたいは、
血圧・血糖値・血中脂肪レベルの測定でわかります。

新陳代謝とは、
食べ物をエネルギーに変える体内のメカニズムです。

私たちの体は、常に新陳代謝を行っており
活動中も休んでいるときも、
四六時中カロリーを燃焼し、
呼吸、血流、細胞や組織の修復、
そして生存に欠かせない燃料に変えています。

人々の食事は時代とともに変化しており、
また世界各地で異なります。
1日3食にこだわる人もいれば、
朝食を抜く人もいるし、
昼食がメインで夕食は遅めに軽くとる人もいれば
1日を通して小分けに食べるという人もいます。

1日に何度も食事や間食をとる場合、
それが習慣化している場合には
インスリンの分泌量を急増させる原因になります。
インスリンには、血糖値を調整する良い作用がありますが
インスリン分泌量が急増すると、
余分な糖をエネルギーに変換する代わりに、
脂肪としてため込みやすくなってしまう可能性があります。
その結果、体の糖代謝がうまくいかなってしまいます。

断続的断食は
ホルモンに関わってきます。
カロリー摂取量を自然に抑えながら
食欲を調節して
満腹感(レプチン)を高め
空腹感(グレリン)を抑えることで
減量をサポートしていきます。

断続的断食は
ただ単に減量できるだけではなく
メタボリックヘルスに良い影響を与えます。
次のような効果が期待されています。

 

  • 血圧を下げる 
  • 血糖値の改善 
  • 傷ついた細胞を修復する 
  • 脳の健康を守る 

 

断続的断食は、体の代謝機能を効果的に調整し、
肥満、糖尿病、肝疾患、高コレステロールなどの
リスクを下げることがわかっています。