お腹が空いたら食べるんだ

テキトー・ノンビリ・ガンバラナイ

矢作直樹著「自分を休ませる練習」

オーディブルで読みました。
毎日の生活を丁寧にすることで
自分の命そのものを
大切にすることにつながっていく。

シンプルなことで
自分がすぐに取り組めることが
たくさんありました。

そして、そう思っていても
なかなかできていなかったことを
再認識しました。

例えば、毎日の所作についてです。
丁寧に、音を立てないように
動くこと。

これは以前も、
自分で意識したことがあります。
その時に感じてたことですが
例えば、スーパーのかご。
けっこうな割合で
みなさん、ガシャっとおいています。

ほんの少し意識を向けただけで
静かに、置くことができます。

私も、意識的に
所作を丁寧にしようと心がけていますが
忙しい時
買物してなるべく家に帰って
早くご飯を作らなきゃとか
考えている時は
「いまここ」にいないモノだから
無造作に、ガシャッと
スーパーのかごを置いてしまって
自分の音で、気がついたりすることもあります。

無音で
というわけにはいきませんが
所作を美しくしようとか
丁寧にモノを扱おうという気持ちがあると
自分の立てる物音は
かなり静かになります。

いま、この瞬間を感じて
丁寧に生きていくこと。

PCとかスマホなどから離れて
ただぼーっとする時間を作ることだとか。

自然を感じることだとか。

素の自分に戻るための
シンプルなことが
たくさん書かれてありました。

新しいことというよりも
そうだよね、忘れてた
というようなことだと思います。

みんな知ってるんですよね。
だけども、この現代社会の
忙しさの中で
忘れてしまってる。
何か新しい情報を得て
何か新しい自分になって
何か重要なことをしなきゃいけないと
必死になっている。
そうさせられているかのような
スピードのある現代社会。

そんな中で
自分という大きな生命体の本質を
見つめなおす
とてもいい本だと思いました。