お腹が空いたら食べるんだ

テキトー・ノンビリ・ガンバラナイ

少食と心と体3期待を手放す

期待と執着

期待というものはもちろん大切です。だけれどもそのワクワクする期待は、なるべく遠くに手放したほうがいいのです。期待をあまりにも強く持ちすぎて、そこに焦点を当ててしまうと、何か強い執着のようなものが生まれてしまいます。そして、その期待が毎瞬毎瞬、叶わないその瞬間を、自分自身が見てしまうことになってしまいます。何かが欲しいと強く思ったときに、その欲しいものが今ここにないことを認識してしまうのです。

 

宇宙にお任せモード

期待とはポジティブな気持ち。未来に向けてのワクワクする気持ち。それはもちろん大切です。しかし、一度その期待を持ったその後は、手放すことが重要なのです。期待を宇宙に返すのです。宇宙に手放して忘れた頃に、その期待と同じような感覚を味わえる出来事がやってきます。未来に対する自分の願望や期待と言うものは、ワクワクした気持ちでいつ感じてもいいのです。そして一旦その未来の期待を感じたら、その後は手放すのです。手放して、忘れるのです。宇宙にお任せモードになるのです。

 

忘れると叶う

強い執着のある期待は、叶えられることができません。強い執着があると、今現在それがここにないことを認識するという、その気持ちを持ち続けることになるからなのです。だから期待は外に、宇宙に飛ばしていきます。空中に飛ばすんですよ。忘れるんです。忘れると、まさに本当の意味で忘れたときに、その期待と同じようなエキサイティングな感覚を伴う何かが、あなたに起きます。つまり期待というものは叶っていくんです。手放したときに叶うのです。

 

未来より今ここ

痩せたらこうなるとか、少食にしたら超能力がつくとか、病気が治るとか、ありとあらゆる期待があります。期待が大きすぎる時「人は、今この時を見ていない」のです。起こるどうかわからない未来だけを見ている、ともいえます。今ここ、この時が、一番、大切にしなければいけない時であるにもかかわらずにです。

 

今の自分を大切にする

自分が痩せたときにどうなるのか、自分の未来の痩せた姿を想い描きすぎると、そこに固執してしまいます。結局今この時というものを見ていないことになるのです。1番大事なのは、今この時。今の自分の体調。今の自分の体の調子と、今の自分の心の調子を見ること。そしてそれが心地よくあるように過ごすことが1番大切なことなんです。だからよりよい未来を思い描くということ、期待をするって言うことは、プラスの感情であっても、強く思いすぎるといけないのです。常に今と未来を比べることになってしまうのです。そこに歪みが生まれます。結局は淡い期待であったり、ふんわりしたイメージ、または確かなイメージだとしても、いったん、期待を持った後には、それを手放すっていうことが非常に大事なことなんです。結局は今の自分を大事にするからこそ、自分の欲しい未来の自分になれるということなんです。だから期待というものはあまり強く持ってはいけないという事なんですね。

 

過去も未来もない

過去も未来もなくて、ここにあるのは、この今という時間。今という自分の心。それだけなんですよね。だから今を中心にいつも考えるようにしないと、どこかで歪みが生まれます。たとえ、それがプラスの感情であったとしても、執着になっていきます。執着心が強いと、うまくいかないということになっていくのです。